◉トップはクセ毛。生え際は直毛。

 今回のお客さんは、お母さんと、そのお嬢様Yちゃんです。
Yちゃんは2歳なのですが、もうこんなに髪が伸びてます。
今日は、前髪を切って全体に整える程度でした。
もうお気づきですか?みなさん!
明らかにかわいらしいクセ毛なのですが、前髪は直毛なのです。
よく見ると襟足も直毛なのです。
わーっ!珍しい!と思いがちですが、意外と多いのです。
私の長年の経験から言うと、大なり小なりありますがクセ毛の8割はこのタイプです。
トップだけがクセ毛。
Yちゃんのケースはやや極端ですが、成長するにつれて、友達に羨ましがられたり、
学校で先生に注意されたりすると思いますが、良いクセ毛です。
それでも、まわりの評価とは違って、思春期に本人はこのクセ毛がイヤになります。
その時は、まず、クセ毛である事のすばらしさを教えていただいて、
それでも本人は、「イヤだ!」と言うので、その時は
トップだけストレートにしましょう。
そうすると、髪のダメージも親御さんの出費も最小限におさえられます。
早くその日が来ないかな〜!

 一方、お母さんは、すっきりショートボブにしました。
前髪も作りました!が、パッツン感がでてくるので、
定番になりつつある(強引ですが)、前髪パーマを施しました。
すると!やわらか印象に大変身!…大げさでした。小変身!
かけた人にはよくわかるパーマです!
是非、お試しを!と言ってもプロ判断でないと難しいので
こちらから提案いたします。

◉ヒアルロン酸による効果。

 今回のお客さんは、地肌が乾燥しております。
いつの日からか、頭皮の炎症によるフケ、カユミ、というものが増えてきたかに思えます。
こちらのお客さんも、そういった諸々のトラブルによる乾燥がおきております。
わたしも、その一人でして、冬場は困った状態になります。
そんなおり、昨今の美容業界ではトリートメントやヘッドスパといったケア商品がでてきております。
そこで、当店に最近、導入された『FLOWDIA(フローディア)』という商品がありまして、そのなかに、「スパエッセンス」というのがあります。
1).H=ヒアルロン酸とコラーゲンの力で乾燥をおさえ、うるおいを与える。
2).V=睡眠不足やストレスで疲れた頭皮にビタミンを補給します。
3).Q=コエンザイムQ10の力で皮脂バランスを整え、弾力を与えます。
以上の三種ありまして、今回は、1).ヒアルロン酸を使用いたしました。
それは、なぜかと言うと、私はこれで調子がよかったからです。
ほんとうです。
後日、こちらのお客さんも、調子がよかったとのご連絡をいただきました。
あと数名の体験者がいらっしゃるので、確認できしだい報告させていただきます。
これは、お店でするヘッドスパメニューと、ご自宅でするスパエッセンスとがございます。

◉「あたりまえだ」の危険性。

 今回のお客さんは、パーマでございます。
ずいぶん古くからのお客さんですが、ずいぶん古くからパーマでございます。
わりとハードめのパーマなのですが、黒人系のハードさではなくラテン系です。
根本からしっかりとランダムに強弱をつけながらかけます。
幾度かの試行錯誤を繰り返しながら今にいたる部分もあるわけでして。
今回も、なかなかのできばえだと感じながら仕上げにかかるのです。が、
ここからがポイントです!
普通ならば、ドライヤーで乾かして、男性客は特に、もみあげ部分をすっきりと調節してできあがりなのですが、こちらのお客さんは違います。
乾かさない、もみあげ放置。以上!
「あたりまえだ」とやってきたちょっとした事が、全体のスタイルコンセプトをダメにしてしまう事もあるのです。
実際、こちらのお客さん、そうしたほうがグッと良い感じです。
でも、これって、お客さんに言われて気づいたんですよね。
もっと精進させていただきます。

◉前髪パーマによる幸福感効果。

 今回のお客さんは、イメージチェンジでございます。
こちらのお客さん、いつも同じ周期で、同じ曜日に、同じ時間で、同じメニューをこなしてこられました。
私達もいけなかったのです。彼女のマンネリを阻止できるだけの提案力にかけていたのですから。
それを打破できたのも彼女の一言でした。
「切りましょう!」
美容師として不徳のいたすところです。
そこで、こちらから提案させていただいたのは、前髪パーマです。
いつも、前髪に厚みが出にくくパラパラ感がでてしまい困っていたのですが、この前髪パーマで解決いたしました。なんといっても、幸福感が増すのです!ほんとうですよ!
ツヤ+幸福感です!
この写真を見ればわかるはずです。
しあわせだな〜。

◉ピントの合っていないボケ効果。

 今回のお客さんは、セットでした。
あまり仰々しくならない、ラフな編み込みヘアに仕上げました。
色白い肌にチークが「ふぉあん」とのって、それがまた髪飾りと良い感じで調和してよろしい。
これはカメラにおさめておこうと一枚いただきました。
後で、チェックしてびっくり!
ピントが合ってないではないですか。残念!
と思いきや、意外にこのピントが合ってない方が「ふぉあん」とした感じが増して良いです。
くっきりはっきりが良いとは限りませんね。

◉アングルの違いで。

 今回のお客さんは、カットです。
大体、いつも、やさしさカジュアル系で表現しているのですが、今回は、以前この『研究結果』でも発表している「イギーポップ」スタイルにさせていただきました。
 このスタイルは、「かっこいい」系であるので、こちらのお客さんには、やや冒険心で提案させていただきました。
「なかなか、しっくりきますね。」大人の感じがでていて、とても良いです。
と思い写真を撮らせていただきました。
するとビックリ!
後で確認してみると、結構、幼く見えるではないですか。このアングルで見ると、それが際立つのです!皆さんには伝わりにくいのですが、かなり別人に見えます。
対策としては、やはりパーマですね。フェイスラインは、もっと軽さもだしたほうがよいです。
しかし、恐るべしアングル。
今後、いろんな角度で確認するべきですな。
と言うことで、次回はパーマでお待ちしております。

◉宇宙兄弟〜伊東せりか〜

 今回のお客さんは、漫画「宇宙兄弟」に登場する伊東せりかさんをモデルに施術いたしました。
ボブベースに裾だけ軽くグラデーションをいれてやさしさをプラスしております。そして、パーマを大きくしっかりかけて、はいっ!出来上がり。
すばらしい!「せりかさん」が再現できて満足です。
 漫画の登場人物で思い出したのですが、
その昔、スタイリストなりたての私に、ありったけの装飾品を身にまとい偽物のロレックスを左手首にはめた青い男が、「今日はいかがなさいますか?」という私のマニュアル接客に叩き付けたのが週刊少年ジャンプの切り抜き、忘れもしない漫画「北斗の拳」の登場人物『ラオウ』の怒り狂い逆毛立ったドアップシーンでした。そんな彼には「出来ない」という言葉が理解できなかったらしく「俺は、それになりたい!」の一辺倒。仕上がりは残念な事に、へなちょこでした。
そんなエピソードを思い出すと、かなり美容技術は進歩していることを実感しております。
             『今なら、ラオウを再現できる!』と。

◉縮毛矯正を使用せず。

 今回のお客さんは、前髪に縮毛矯正を希望する方でございます。
今まで、一定の時期が来ると前髪に矯正をしているのです。
以前は、全体に施していたのですが、不自然さとダメージを回避するために、最小限の前髪だけにとどめていたからです。しかし、人間は「もっと改善できないか?」という欲がでてくるものでして。目が慣れると、やはり、
『球体には直線が馴染まない』のです。
そこで、今回は、「直線」ではなく「曲線」にすることにしました。
次の技術を選択しました。
1)生え際は膨らむので、粘性の強いパーマ剤で押さえ込む。
2)残りの前髪4/5は、柔らかいパーマ剤で柔らかくかける。
こうすることで、次の仕上がりになりました。
いかがでしょうか?
ビフォアの写真がないのでわからないでしょう。
でも、仕上がりは自然です。ブローもしていません。
問題点は、長持ちするかどうかなのですが、この自然感とダメージ軽減というメリットから考えれば断然おすすめです。
以上の事から考えてわかるように、
『皆さんの望むストレートヘアは曲がっているほうが良いのです。』

◉限りなく近づく。

 今回のお客さんは、いつも一緒に来られるお二人さまです。
同じ職場で、同じ日に、同じ時間に、同じ髪型をして(これはウソです)、同じモノを食べにどこかへ行く。
これが、彼女達がずっと続けていることなのです。
今回、同時施術の為に、横に並べて気づいたのですが、髪が伸びるとほぼ似たスタイルになっているのです。それなりに、それぞれを尊重しながら、意向を聞きながら髪型を決定しているにも関わらず、限りなく近づこうとしているのです。
つまり、髪型がひとつの生命体であることがわかります。
その考えは尊重しつつ冷静に判断すると、
1)ほぼ同時来店周期。
2)トップが潰れやすい。
3)襟足に多量の毛髪を抱えている。
以上の事で、『限りなく近づく』現象が起きていると考えられます。
なんとなく、そうなるだろうというイメージはできるのですが目の当たりにするとすごく納得できます。このまま放っておくと同一人物になることが想像できます。
そこで、我々の出番になる訳です。
引き離すべく仕上げたスタイルが、次の写真になります。

あれっ!
あんまり引き離せなかった!

◉TC(ティントコントロール)

 今回のお客さんは、白髪リタッチとハイライトの追加でございます。
当店では、グレイヘアへのハイライトの際、使用薬剤として、
1)脱染剤
2)脱染剤+脱色剤の混合
3)TC
を主に使用しております。
簡単に説明すると、髪を明るくするパワーとダメージの違いです。
特に、今回は3)のTC(ティントコントロール)の説明です。
今までは、一度暗くした髪を明るくする方法としては、脱染剤によって激しいストレスを髪に与えて明るくしていたのですがダメージが気になっておりました。
ところが、この新薬TCは通常のカラー以下のダメージでやんわりと明度をあげてくれます。
そのため、
1)ダメージをおさえれる。
2)ファッション性を上げれる。
3)詳しい事は省きますが、今までより時間と料金をおさえれる。
という利点がうまれてきます。
まだまだ、使用方法はあるので今後も研究していきます。