◉常識が変わる日。日常が変わる日。

今回のお客さんは、ブリーチ補助剤でございます。
なんなのでしょう?
簡単に結論から申し上げると
「髪を傷めず金色の髪にすることができます」
ということであります。
今までのブリーチ剤と比べて
ダメージ・ニオイ・刺激を「95%」軽減させる
とのことであります。
「そんな馬鹿げた話があるものか!」
常識では想像しにくいことです。
しかしながら
自動車も手放しで運転する世の中です。
とりあえず試してみましょう。
*モデルの状態*
●3〜4ヶ月まえにカラー
●毛先にグラデーションでハイブリーチ
●全体にパーマ処理
●ダメージ大
●2年前から歯を矯正中

前述の事が本当なのかを確認するために
頭皮の保護オイルなどの前処理を一切省略いたしました。
*調合は
ブリーチ剤を25g : 補助剤を25g : 過酸化水素水6%を300ml
「 1 : 1 : 12」の割合でございます。
まさかの大量調合であったがためにカップたっぷんたっぷんです。
補助剤の特徴は
遠い昔に使用したパウダーブリーチのようにフワフワと宙に舞うので
吸い込みにはご注意でございます。
なかなか混ざりにくいので
過水は少しづつ投入いたしましょう。
*塗布は
とにかく剤を信じて大量に塗布するのみでございます。
しかしながら、臆病な私は毛先は控えめにしてしまいました。
とんでもない事になってしまいそうで。怖くて。怖くて。
ここで
初めて補助剤のチカラを実感いたしました。
頭皮への刺激が気にならないようです。
まったくではありませんが
「大丈夫です!」の一点張りでございました。
*放置時間は25分にしてみました。
ブリーチ力が足りない場合はそのまま流さず再度上塗りで15分放置
*洗い流しですが
ここでまたもや補助剤のチカラを実感いたしました。
ブリーチ後流しの嫌なギシギシ感がございません。
毛髪の弾力感も損なわれていないように感じます。
ここでも、前述確認のため
髪をなめらかにするシャンプー剤は使用せず、頭皮用シャンプー剤にいたしました。
トリートメント剤も使用せずです。
*洗い上がりは
やはり、ブリーチによる強いダメージ感はなく粗めのクシでスル〜っと。
粗めのクシでスル〜っと。

*ドライヤー
髪を乾かす際も、ダメージによる乾かしにくさは一切ございません。
あるのは「違和感」だけでございます。
ハイブリーチ後の罪悪感の割には
「見た目」と「触った感」にギャップが生じております。
心配していた毛先も問題ないようです。
仕上がりはイメージしていたブリーチ力より1〜2レベル低いようですが
十分ではないでしょうか。
各メーカーのパウダーブリーチ剤の能力によって上下するようです。

ブリーチ後に
ミルボンさんから出る予定の春新色を7レベル過水2%で
染上げてみました。
画像では確認しづらいですが
彼女では表現しにくい発色が実現いたしました。
そうなのです。
われわれ、モンゴリアン独特な部分を少しやわらげるには
プレブリーチ処理というものは効果的であるのです。
しかしながら
「ダメージ」や「刺激」、「手触りの不愉快さ」。
それらのものがどうしても日常生活を妨げてしまい敬遠していたのであります。
ですが
このパフォーマンスであれば未来の日常生活に導入しても
邪魔にならないでしょう。
トリートメント剤などで傷んだ髪をケアするということは大事で必要なことです。
もちろん、それらを日夜努力しておりますが
「ハイダメージな技術」が「科学の進歩」でダメージしなくなるということは
「最高のケア」であり
みなさまの表現の幅が広がり
暮らしが豊かになって行くのではないでしょうか。